展覧会ニュース

「郊外を楽しむマルシェ」の二日間

「大工の手」家具や「舎庫」が展示されているパークタワーでは、
金曜日と土曜日の二日間にかけて「郊外を楽しむマルシェ」が開催されました。

 

「郊外を楽しむマルシェ」の二日間のためにつくられた「屋台」

家具デザイナーの小泉誠さんデザインによる、「大工の手」の新作家具でもあります。

 

ふだん東京の郊外を拠点にものづくりをしたり、
活動をされているクラフト作家さんや自然素材のお菓子やパンのお店、
おいしいハーブや野菜を扱うお店がたくさん出店された週末マーケット。

地域の暮らしの豊かさを、色や植物、手しごとで届けてくださいました。

 

国立のHerb & Vega HOMEGROWNさんの新鮮野菜。

 

この二日間のために作家の皆さんもかねてから準備をしてきてくださいました。

 

葉-yo-さんの蚊帳ふきん。色鮮やかな色合いと手ざわりが魅力的です。

 

消しゴムハンコ作家の内藤志保さんのお店「Crochet」に展示されたブローチたち。

 

un jourさんによるソイ・ワックスのキャンドル。
火をともした時に空気を浄化してくれる効果があるそうです。
が糸でなく木というキャンドルも素敵です。

 

 

会場におかれた「無人販売所」

今回の展覧会での目的の1つが「住みびらきを通してまちの魅力を生み出す」こと。
屋台も無人販売所も舎庫も、家の前の駐車場スペースや空き地を利用してまちに開くための装置です。

 

 

無人販売所では多肉植物を販売中。

 

展覧会場につくられた「舎庫」は
消しゴムハンコ作家の内藤志保さんの工房をイメージしてしつらえをされています

 

 

室内には内藤志保さんがお持ちだったクロスもかけられています。
どこに飾るかも、小泉さんが決めてくださったそう。

 

内藤志保さんの作品。
空間に作家さんの道具や作品が入ることで、建物がより生き生きとしてきます。

 

木の家具や建築という場所と、丁寧につくられたものが融合することで生まれる彩りとにぎわい。
展覧会場を行き交う大勢の人の心に何かが伝わる二日間となっていたら素敵なことです。

◾️小泉誠と仲間たちが考える『郊外のすゝめ』
会  期:2017年3月16日(木)~3月28日(火)
※水曜日(祝日を除く)休館
時  間:10:30~19:00
会  場:リビングデザインセンターOZONE
(1F アトリウム、3F パークタワーホール)
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
主  催:リビングデザインセンターOZONE
共  催:相羽建設
企画協力:北池智一郎(タウンキッチン)
会場構成:小泉誠(家具デザイナー/Koizumi Studio)
グラフィックデザイン:水野佳史(水野図案室)
協  賛:丸天星工業

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