ベットタウン(寝に帰るまち)と呼ばれた「郊外」は
いまは多様性に満ち、たくさんの人が個性や持ち味を生かし、
自分らしい暮らしや仕事を“楽しみながら”つくり出しています。
郊外暮らしのあり方をみんなで考える「郊外のすゝめ」
展覧会の開催を通して多くの人やアイディアが出会う機会になりそうです。
朝からはじまった会場設営、
無事に夕方までに監督や職人による設営を完了し、
小物やしつらえ、掲示パネルの調整もしっかりと終えることができました。
「庵で働く」を表現する小さな建築「舎庫」
たとえば作家が使ったら……
を演出した展示空間をご覧いただき、
あなただったらどう使うのか、
ぜひ会場でイメージをふくらませてみてください。
用途を限定しないシンプルな空間だからこそ、
ご覧になる方によって空想の中身はきっと多様にかわっていくはずです。
舎庫の内観。
籠り感が心地よい空間です。
思わずぼーっとしたくなります。
木の空間や家具と鉄や紙、布などの素材の調和が楽しい!
できあがった舎庫の中には
素敵な作品たちと、
アンティークの照明や家具も見えます。
舎庫の奥には収納スペースも。
これなら製作時にはたくさんの道具や作品を収納でき、
お
す
舎庫の使い手のモデルとなるのは
「消しゴムハンコ」作家さん。
舎庫のしつらえは、消しゴムハンコ作家の内藤志保さんと
会期中、実在する作家さんの作品を並べるだけでなく、
17日と18日のマルシェでは会場にご本人も登場いただきます!
舎庫のなかも夜の雰囲気はぐっと変わります。
小泉さんがなにやら石をならべています。
舎庫の前に施されたちょっとした工夫もお楽しみください。
「机で働く」を表現したスペースには「大工の手」家具がコーディネートされています。
「大工の手」新作のソファーデスク。
空間を仕切りながらソファーであり、カウンターもそなえ
このスペースは家具のまわりをぐるぐると歩いていただく
「大工の手」キッチンには琺瑯の珈琲ケトルも。
食器や小物も家具デザイナーの小泉誠さんデザインのもの
ていねいにデザインされた暮らしの
「家で働く」をデザインした空間。
「木造ドミノ住宅」をイメージした空間に、
「大工の手」
1日会場にいると、意外に夜の時間がしっとりと落ち着い
会期は約二週間弱あるので、昼にご覧いただ
パークタワーの1階を行き交う人はオフィス街の人や、近くの公園を散歩する子どもづれのお母さんなどさまざま。
都心で働いたり暮らしている人にこそ、「郊外のいま」を感じていただきたい。
そう思います。
さあ、いよいよ展覧会がはじまります。
「郊外に住みながら働く」を
ぜひ会場であなたもご体感ください。
—
◾️小泉誠と仲間たちが考える『郊外のすゝめ』
会 期:2017年3月16日(木)~3月28日(火)
※水曜日(祝日を除く)休館
時 間:10:30~19:00
会 場:リビングデザインセンターOZONE
(1F アトリウム、3F パークタワーホール)
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
主 催:リビングデザインセンターOZONE
共 催:相羽建設
企画協力:北池智一郎(タウンキッチン)
会場構成:小泉誠(家具デザイナー/Koizumi Studio)
グラフィックデザイン:水野佳史(水野図案室)
協 賛:丸天星工業